広告業界では(だけではないけど)お客様のことをクライアントって呼んでます。
ちなみに広告代理店の営業さんはAE(アカウントエグゼクティブ)ってのが名刺の肩書きです。
まぁ横文字好きな、新しい言葉好きな業界だもんね。その代わり陳腐化するのも早いですね。

私はデザイナーからアートディレクターになり、クリエイティブディレクター、シニアなんちゃら、COOなんて肩書きもついてたけど、一番使いやすいのはディレクターですね。漠然としてるから。(笑)
クライアントによってはデザイナー1人で打ち合わせに来るのか?と不安になったりするかもしれません。
ディレクターだったらお金の話もできるし(実際に見積り作って提示してました。)、デザインの話もできるし、何かと都合がよいのです。

そうそうクライアントのこと。
クライアントって自分がお金を払う方なので自分が相手を選んでると思ってる方が多いけど、実はクライアントも業者に選ばれているんです。
広告代理店は、クライアントからお金をいただいて仕事をする立場であると同時に、お金を払って制作会社や印刷会社、フリーランスのクリエイターに仕事を発注するクライアントでもあるのです。

仕事を受注する立場を想像していただけるとわかると思いますが、同じ予算で一般的なお客様より手間がかかって倍の時間が必要、というクライアントがいたら、労働単価は2分の1ですよね?
これではなかなかビジネスとして続けるのは難しいです。
ですのでそんなクライアントはやんわりお断りされてしまいます。(場合によってはバッサリ。)

結果的に依頼する業者が定まらず、クライアントのブランドも定まらず、延々とお金のムダ遣いということになるわけです。